カリタス東京ニュース
カリタス東京ニュース2026年1月号
2025年12月22日
インフォーメーション
「教会が行う愛の奉仕」についての公開学習会を開催します
「教会の本質は三つの勤めによって表されます。神のことばを告げ知らせること、秘跡を祝うこと、愛の奉仕を行うこと」(ベネディクト十六世 回勅『神は愛』25)アンドレア司教からお話を伺い、また東京教区内の活動グループの実践事例から、教会が行う「愛の奉仕」につて一緒に学びましょう。どなたでも参加いただけます。
日時
2026年2月23日 (月曜日・祝日) 13:30~
場所
関口会館 ケルンホール
スケジュール
- 13:30~14:15 アンドレア司教 お祈りとお話し 「教区内の愛の奉仕活動に期待するもの」
- 14:15~14:35(フードパントリー活動)徳田教会 「ぶどうの木とくでん」
- 14:35~14:55(リーチアウト活動)田園調布教会 「多摩川支援の会TAMAちゃん」
- 14:55~15:15(シェルター活動)麹町教会 「あしたのいえプロジェクト」
- 15:30~16:10 分かち合い
- 16:10~16:30 グループ発表
- 16:30~16:45 アンドレア司教講評・お祈り
主催
カトリック東京大司教区 カリタス東京
お申し込み
お申し込みはコチラ

カリタス東京活動報告
「生活困窮者支援フェスタ2025」を開催しました
2017年、教皇フランシスコは11月の年間第33主日(「王であるキリスト」の祭日の前の主日)を「貧しい人のための世界祈願日」と制定されました。その年の教皇メッセージには次のように記されています。「わたしはこの祈願日にあたり、全教会と善意の人々に呼びかけます。助けを求めて叫び声をあげ、連帯を求めて手を伸ばしている人々にしっかり目を向けてください。彼らは天の御父によって造られ、愛されているわたしたちの兄弟姉妹です」。

この祈願日に合わせた取り組みとして昨年から実施している「生活困窮者支援フェスタ」を、今年も11月15日土曜日にカテドラル構内で開催しました。まず、午前11時から関口教会の調理室にて炊き出し調理体験。活動団体ほしのいえ、田園調布教会グループ、松戸教会グループ、西千葉教会グループがスタッフとして調理指導しながら、カレーライス、おにぎり、豚汁を作りました。約40人が参加しました。その後、イベント参加者全員で試食会。調理したものを皆で食べました。午後2時からケルンホールで長澤正隆さん(NPO法人北関東医療相談会 理事・事務局長)の講演会。約70人が参加しました。テーマは「「『すべての命をまもる』神はすべてのひとの救いのために「貧しい人」の側に立つ」。長澤さんは、福音書の善きサマリア人の話をもとに、これまで約30年にわたる外国人支援の現場での体験などを話されました。東京教区内の活動団体でも外国人を支援することが増えてきている今日、たいへん参考になる内容でした。午後4時からは、カテドラル大聖堂で小池亮太神父(カリタス東京常任委員長)の司式で、「貧しい人のための世界祈願日ミサ」を捧げました。また、当日会場では活動5団体が出展して活動紹介や物品頒布を行い、合わせて、活動16団体の紹介写真展示も行いました。



